クジラの子らは砂上に歌う 第五節 「逃げるのはイヤだ」
希望ウンタラで続々と寝返る中、心中を諦めない爺さんが1人。易い決断じゃなかったのにと最後までヘコミっぷりが凄いが、その境地に至る背景が分からないんで危ない人に見える。使命感みたいなもんかしら。
ヌースは人の感情を食べる生物。それによって出来上がった無感情な人々を支配してる帝国(しいてはリコスの兄貴)らしい。けど、人の感情を食べれないイレギュラーなヌースがあって、それがファレナ。人の支配をヌースに頼ってる帝国にとって役に立たないヌースってとこかしら。更に、そういうヌースによる支配を拒んだ人達がいて、それがチャコス達のご先祖様であり、彼らの”罪”。
帝国は罪人とファレナという2つの役立たずを一緒くたにして流刑に。100年経って敵国が砂の海を自由に渡航出来る技術を持つ現状、敵にファレナを奪われる事を危惧した帝国は、いっそファレナを破壊して罪人は処刑しちゃおうと決断。その襲撃が4日後。だいたいそんな感じで、割と世界がどんなもんか分かったけど一先ず目先のピンチ乗り切るぜ!ウオオ───ッ!!って話。盛り上がってるけど次回サブタイからすると戦闘は次々回っぽい。次回はチャクロが覚悟を決める回かな?以前の戦闘回では主にチャクロ絡みのシーンが変梃りんだったから、そうならない為の措置が施されると良いなあ。
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