クジラの子らは砂上に歌う 第四節 「泥クジラと共に砂に召されるのだよ」
泥クジラの民の先祖と襲ってきた人達は同じ国の人間。けど、先祖はある罪を犯して流刑に。その罪が子孫まで及んでて、子孫はそんな事情を知らないまま現在に至り、遂に処刑の審判が下された。これが惨劇の真相。知ってた長老会は諦めの境地で、殺されるくらいなら皆で心中しようと泥クジラを沈めようと目論むが、他の人達は納得するのが到底無理なんで沈むのを阻止しようとあれこれ動く話。うーん、泥クジラの設定の開示とか二重人格娘など新たな謎も出てきて、まあポンコツな前回から割と持ち直したかな、と思ったけど、お姉さま呼びで任務放棄するお姉ちゃんでやっぱこれ大丈夫かって思った。理由が分からんからと同じ自警団の仲間を張っ倒すくらいだし、あの姉ちゃんは元々長老会に不満を持ってるのかな。見た感じひたすら私情だけど。
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