ACCA13区監察課 第12話 鳥の行方




アバンでクヴァルム枢機院長が「このような形でしか国を守れず~」と言ってたのはこの事か。クーデターの本質はリーリウム家の謀略を一掃する事。それを描いたのはクヴァルム枢機院長。超忠義者だった。おかげで国王はまた孫に会えた(´∀`)
それにしても、やってくれましたねジーンさん。今まで記事に眠そうなツラして何考えてるか全く読めんとか散々書いたが、最後の最後でキメてくれた。まあ茶番を演じたのはモーヴで共に計画立てたりしてたようだが、期待通り、いや期待以上の逆転劇はスカッとするものがあり面白かった。からの、グロッシュラー長官の言葉も良かった。「ありがとう」にジーンとくるものがあって…。

やっぱジーンは国王やる気無かったか。見抜いてたアーベント。貴方でしたか!
ずっとジーンの『IDONEGAI』が叶わないのも納得w


後日談もキッチリやって、綺麗サッパリ片付けた。これまで役目という事もあってジーンを見守ってたが、役目が終わり「好きなように生きますよ」と言いつつ結局ジーンに会いに行くニーノと、「~悪友がフラッと姿を見せるから」とそれを分かってたジーンの磐石な関係が素敵すぎる。万事解決しても結局ジーンの日常は特に何も変わらない訳だが、跡形もなく綺麗に片付けた後にどっぷり余韻に浸らせる良い締めでした。これ以上ないくらい見事な最終話。
1話時点ではクールな作風にのほほんと見れるかなくらいに思ってたが、とんでもなかった。回を重ねる毎に不穏さが増して、これ何が起きてるんだ?どうなるんだ?みたいな感じでドキドキさせられた。そんな中で飄々とした主人公ジーンが可笑しさもあり、その何考えてるか分からないクールな様が魅力的で。そしてラストの逆転劇で溜まりに溜まったものが爆発して「うおおおおおおジイイイイイン!!!」って感じで唸らせられた。良い意味で何も言う事が無いというか思い残すことは無いというか、兎に角大満足。今期のダークホースであり傑作。
ヽ(*´∀`)ノ超面白かった!
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