装神少女まとい 第6話 「ごめんなさい」
ゆまちん調子に乗る、の巻。けど、ゆまちん回のようでそうでもなかった。




OPまで乗っ取って戦闘も攻めのキツネと守りのタヌキの変身スタイルを見せ付け主人公ばりの活躍のゆまちんが、まといとシンゴ君のシーンでは身を引いて縮こまってるのが印象的。まるで調子に乗って”ごめんなさい”と言ってるかのよう。ゆまちんがちゃんと空気の読める良い娘という事も改めて分かる良い絵面だった。


けど、今回の事態になったのはゆまちんのせいではなく、可愛いものに弱いおかげで見た目可愛い生き物(ナイツ)を見つけて立ち止まったクラルスがキッカケなのよね(まあ、クラルスが見付けなくてもナイツは悪さしたかもしれないが)。更に今回のナイツは悪巫山戯みたいなノリの割に被害規模が尋常じゃなかった訳で。そしてその事を「私の油断がこんな結果を招いてしまった事、後悔している。だから」とクラルスはちゃんと分かってた。この台詞の後に続く言葉は”ごめんなさい”だろう。

そして今回全くと言っていいほど活躍しなかったまとい。だけど、まといが魔法少女である事とか微塵も知らないシンゴ君にはそんな事は全く関係無い事。彼はまといがただただ心配なだけ。そんなシンゴ君に対してまといはやっぱり「ごめんなさい」。ゆまちんが「ごめんなさい」と言う事はなく更にクラルスの台詞が含みを持たせただけだったのは、「ごめんなさい」の台詞は主人公であるまといのものだからってとこかしらね。
そんな主役3人”ごめんなさい”の話だったなと。タヌキの神様が何であんなに臆病なのか謎だけど、アバンから全力で調子に乗り楽しませてくれたゆまちんが最後は主人公の座をまといに返して、良く出来た内容だったと思う。面白かったです。
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