月がきれい 12 それから
千夏、玉砕。キリ!とした顔にちょっとドキッ!としたが、まあ結果こうなる事分かってての告白だろうし、直後に高校でもよろしく言えちゃう気さくさ。尤も後で1人になって泣いてるかも知れないが、そういうのは置いといて、実に彼女らしい。そして茜ちゃんに隠さず報告するとこも千夏らしいw
千夏、玉砕。キリ!とした顔にちょっとドキッ!としたが、まあ結果こうなる事分かってての告白だろうし、直後に高校でもよろしく言えちゃう気さくさ。尤も後で1人になって泣いてるかも知れないが、そういうのは置いといて、実に彼女らしい。そして茜ちゃんに隠さず報告するとこも千夏らしいw
『斜陽』。祭りに賑わう風景は、文字通り夕日の光が指して、全体的に黄金色。そんな中、小太郎のお囃子本番。ややサラッと流した感じもあるけど、小太郎の舞の作画はキッチリ格好良く描かれてて良かったと思います。これは惚れるわ…、と言いたい所ですが、見つけた時の笑顔は消え、ただただ小太郎の踊りを見る茜ちゃん。
『風立ちぬ』。僕は純文学は詳しく無いが(汗)、”風が立った”、”風が通り過ぎた”、そんな感じなんでしょうかね。劇中におけるそれは勿論、茜の(中学)ラストランの事。走った跡を振り返り満足そうな茜、母のお弁当、青春を共有した仲良し三人組の涙…からのこれからも関係は続いていくであろう事を感じる笑顔。物語の、青春の1ページが終わっていくシーンは良かったなあ。とりわけ母のお弁当にはやられた。普段明るい水野一家を知ってるだけに、こういう所を外さない母に脱帽。泣きそうになった(泣いた)。茜の”青春”に入らずクールに立ち去る小太郎も忘れちゃならない。結構堂々としてるから茜にバレるんじゃねーかとヒヤヒヤもんだったけどw
けど、千夏にバレてるくんだった。また、陸上部で祭りに行こうと言い出す比良くんの胸の内を察するほど敏感な彼女でして、「まだ勝負すらしてない~」のは千夏も同じ。小太郎がお囃子に舞う川越祭りで2人とも完全敗北勝負に出るか?
まーそんな感じに、青春の終わりの余韻に浸らせつつ、何かが起こりそうな川越祭り、茜の引越しフラグ、小太郎の進路、など未来を予感させる内容。また、陸上続けるか「分からない」から「やりたいかな」になった茜の変化や、小太郎の進路を心配して小煩い小太郎母と不器用に言葉を紡ぐ小太郎父の対比など、茜のラストランを軸に色々描かれてた印象。勉強やるつもりが小説読むほど純文学好きなのにラノベについて検索かけてるくんと”千葉 高校”の検索を躊躇ったのに光明高校について検索かけてる茜もそうかな。「えー、2人ともそっちで良いのー?」って落胆しつつ、同じ事やってる2人に「あーやっぱ2人は繋がってるんだなー」って。その後の引越しフラグ暴露のバッサリ感は(言う事分かってても)凄かった…
付きバレで注目の的になった小太郎と茜。燥ぎ、気のいい男子サイド、即連行で身内トークに花咲く女子サイド。女子サイドで一悶着あるかと思ったが杞憂で良かった。男子と女子の絡み方、弄られ方の違い、面白いな。「エロい?エロいのかー!?」男ってほんとバカw
千夏、告白できず。ってか、前回記事で千夏というキャラを何を考えてるか分からない人と書いたが、まさか玉砕前提の告白を遊園地でやるつもりとは思わなかった。場違い感凄い。小太郎にかなり積極的に距離詰めようとする節が感じられたし、”(前回)ああは言ったがあわよくば…”くらいには考えてたのかな。ってのは邪推かしら。
という訳で、『惜しみなく愛は奪う』。”奪う”と言うのは些か大袈裟かも知れんが、キャラの色んな奪い奪われる展開にニヤニヤする話。
OPの絵が一新された。前のはサビの祭りのシーンと話数ピックアップシーン以外、桜の舞い散る(舞い散りすぎるw)風景画だったと思うが、今回のは(勿論、静止画もあるが)、祭りのシーンは新しいものになり、何より全体的にキャラが描かれてて動きがあるのが印象的。まるで”静”(の前半)から”動”(の後半)へ、みたいな感じ。先週の引きもそんな感じだった訳で、屈託なく投げられた爆弾に恋愛初心者カップルはどう立ち向かうのか。激動の予感の後半戦。期待。
割とオーソドックスな総集編って感じだが、元が面白いから楽しめた。まさしく主役二人の道程だった訳だが、家族の描写や友達キャラとのやり取りなどのカットされた部分を思い出したりして。ああいう部分をしっかり描く事で味わい深く、より濃い作品にしてるんだなあと当然のような事を改めて感じたりw
ぶっちゃげここで総集編かと最初ちょっとガッカリしたけど見て良かった。
へー、LINE無いとこうなるんだな。木が生え葉が茂り花が咲く様がより分かる。これはこれで良かった。考えてみたらLINE無くて当たり前だ。物語止まってるんだからLINEも動かない。
友情絡みの話だから『走れメロス』と思いますが、まるでキャラがレースやってるような内容でした。
小太郎きゅん、塾行ってて職員室に呼び出しくらうほど成績悪いのか。大丈夫だろうか…
『金の切れ目が縁の切れ目』のカップルは破局するんだろうか…w
『~恋愛は、チャンスでないと思う。~意志だと思う。』
1人でモフモフ緊張ほぐしやってる茜に、またもや見当違いな励ましをして、その流れで告白しようとする比良くん。彼にしたらチャンスだった訳ですが(僕にはそう見える)、このチャンスは周りの雑音に潰されます。そこで告白せずに立ち去る比良くん。勿論、茜はレース前という状況からしても告白は止めた方が良いだろうし、比良くんもそう思いとどまったのかも知れない。ぶっちゃげ告っても泣きを見てただろうし、比良くんのイケメンキャラが護られる優しい作りだが、いずれにしろ、彼の茜への気持ちは本気だろうけど、それを伝えようとする意志は弱かった訳で。
リアクションがいちいちリアルで面白い。ちょっと男子ぃ~が聞けるとは。陰口なんかも。バトン落とすのがそんな可笑しい事とは思えないけどw
前期の茜さんは酷かったが今期はきれいですね。
中学生日記?クラスであまり目立たない文学少年とあがり症の陸上少女の甘酸っぱい純愛モノかな。やや冗長な気もするが丁寧な描写で瑞々しく初々しい2人。見ててむず痒くなるなあ。やたら高品質な背景もあいまって雰囲気良い。ゆっくりペースも飽きずに見れた。家族と居るのをクラスメイトに見られて恥ずかしいとかコーヒー飲むのは大人という謎理論、嬉しさ堪らず紐ボクシングとか中学生あるあるかしら。まあ面白かった。ドロドロにはしなさそうだし安心して視聴できそう。ただ、”LINE”は今時っぽいがEDにまで推しすぎではw